
![]() |
73回目のクリスマス市はフェルディナンド広場(Ferdinandsplatz)にて開催・多彩なクリスマスコンサートとイベント情報
冬になると楽しみになるのが、アドベントの期間に開かれるクリスマス市です。 ドイツで一番古い、魅力あるクリスマス市がドレスデンで毎年開かれています。2007年は、573回目となるシュトリーツェルマルクトすなわちクリスマス市は、クリスマス前の雰囲気を楽しむ冬の情緒になっています。
今年のクリスマス市は、伝統あるアルトマルクトではなく、フェルディナンド広場で開催されます。アルトマルクトは、地下駐車場建設のため,工事が進められているからです。しかし、場所がかわっても、クリスマスの飾りをつけた屋台は、例年通り230店並びます。今年も店を見ながら、ぶらぶら歩きが楽しめます。
屋台は、11月28日から12月24日まで、毎日10時から20時(24日は14時)まで開きます。市を歩いていると、アーモンドに砂糖を付ける甘い香りがただよってきたり、グリューワインが飲めたり、ドレスデン特製クリスマスケーキが買えます。クリスマス市の名前の由来にもなった特製ケーキ、シュトーレン祭りは、12月8日に催されます。4トンもの重さのシュトーレンが、ツヴィンガーから始まり、ゼンパーオーパー、宮廷教会、フラウエン教会を通りすぎ、クリスマス市の会場まで運ばれます。その後、会場では、ナイフを入れる儀式が行われます。
ドレスデン特製ケーキだけが、お祭り 気分を演出しているわけではありません。 地元の手作り作品もたくさん並びます。また、12月15日には、クリスマス市に設置された舞台でいろいろな歌が披露されます。
クリスマス市の中心には、世界一高い14メートルのクリスマスピラミッドが立ちます。このピラミッドフェストの時には、クリスマスにちなんだ歌合戦が企画されています。
市に並ぶ屋台では、エルツ山脈やラウジッツで作られた、ピラミッドのミニチュアや、他の伝統ある手作りオーナメントを探す楽しみもあります。
町のいたるところで、同様に、11月末からクリスマスイブまで屋台が並びます。中央駅からプラガーシュトラッセ、そのまま新市街まで続きます。新市街では、ハウプトシュトラッセや、バロック様式の建物が並ぶケーニッヒシュトラッセで、クリスマスの雰囲気が味わえます。また、ドレスデン王宮に続くシュタルホフでは、中世の時代の雰囲気の市が開かれます。そこでは、クリスマス市が始まったころの伝統をそのまま引き継いでおり、手作りの品々をつくる工芸 職人の技や、週末には曲芸師のいろいろな出し物を楽しむことができます。
クリスマス市をぶらついていて、手足が冷たくなってきたら、美術館や博物館見学、音楽鑑賞などで、体を温めましょう。たとえば、ゼンパーオーパーで、オペラ鑑賞など。12月はジョン・ノイマイヤー演出のバレエ「くるみ割り人形」や、「ヘンゼルとグレーテル」はエンゲルバート・フンペルディンクスのすばらしい演出で、メルヘンの世界へ誘ってくれます。メルヘンの「ヘンゼルとグレーテル」は、ドレスデン・シュターツ オペレッタにおいても上演されます。また、カール・ミレッカー演出の「こじき学生」という演目もあります。クリスマスと翌日の26日には、ドレスデンフィルハーモニーが、文化会館・クルチュアパラストに おいて、チャイコフスキー交響曲第一番「冬の夢」と、コンサート 形式でリムスキー=コルサコフのオペラ「クリスマスイブ」を演奏します。メルヘンの世界のクリスマスを、音楽で楽しんでください。
その他に、フラウエン教会においても、アドベントやクリスマスにシンフォニーコンサートが企画されています。また、十字架教会においての、バッハのクリスマス・オラトリオを忘れてはなりません。あまり知られていないところで、ドライケーニッヒ教会での、コンサートを聴くというのはいかがでしょうか。
「バロック風クリスマスコンサート」という情緒豊かなコンサートは、ツヴィンガーにおいて昔の雰囲気をかもし出しながら上演されます。また、ラーデボイルのヴァッカバート館では、ソロのコンサート、同じくラーデボイルにあるランデスビューネ・ザクセンにおいても、コンサートがあります。
美術館、博物館での見学は、もちろん、とても快適です。特に、イエーガーホフと呼ばれる民芸博物館においては、特別展示もあり、伝統あるクリスマスの雰囲気を、さらに盛り上げてくれます。
イベント、コンサート、特別展情報 2007年7月15日現在
ザクセン州立オペラ座、ゼンパーオーパー
Sächsische Staatsoper Dresden, Semperoper:
-
ヘンゼルとグレーテルHänsel
und Gretel:
12月2日11時、4日14時と19時30分、16日11時、20日19時30分
- くるみ割り人形Der Nussknacker:
12月3日19時、6日19時、17日19時、22日19時、25日18時、
27日14時30分と19時30分、29日18時、30日11時
- www.semperoper.de
州立オペレッタ Staatsoperette
Dresden:
-
ヘンゼルとグレーテルHänsel
und Gretel:
12月1日15時と19時、
2日15時、15日15時と19時、16日15時、18日19時30分、
22日15時と19時、23日15時、
- こじき学生Der Bettelstudent:
12月25日19時、26日15時
- www.staatsoperette-dresden.de
ドレスデンフィルハーモニー Dresdner
Philharmonie im Kulturpalast:
- チャイコフスキー/リムスキー・コルサコフ:
12月25日19時30分、26日11時と19時30分
- www.dresdnerphilharmonie.de
フラウエン教会Frauenkirche:
-
オルガンコンサート:12月2日21時、9日21時、16日21時、30日21時
- バッハ:クリスマス・オラトリオ
12月8日19時30分、10日19時30分、11日20時、15日20時
- www.frauenkirche-dresden.de
民芸博物館 Museum für Sächsische
Volkskunst (Köpckestraße 1):
-
クリスマス特別展示 12月1日から2008年1月13日まで (月曜日休館)
市史博物館 Stadtmuseum Dresden
(Wilsdruffer Straße 2):
-
クリスマス特別展示 12月2日から2008年1月7日まで
クリスマス時期においての、全てのイベント、コンサート、特別展示に関する情報は、
下記のホームページで確認することができます。